どんなにふだん危機管理について考えていても、実際にとられる行動により、その成否は左右されます。
この10数年の間に、日本も世界も数多くの危機を経験してきました。それは大規模なテロであったり、大きな地震や火災、さらには伝染病の世界的な流行などといったものです。これらのことを受け、日本国内においても世界各国においても、官民を問わず危機管理についての意識は高まっています。このサイトをご覧の方の中にも、自分はふだんから危機管理について考え、地域で行われる様々な訓練には必ず参加するとか、防災グッズは常に用意している、という人もいることでしょう。しかしふだんから危機管理について、どれほど考えていても、いざ危機が発生したときにどのような行動をとるかで、危機管理の成否は左右されるのです。
いざ何か危機的な事態が発生すると、誰でも頭に血がのぼってしまうものです。それは無理もないことなのですが、それでは危機管理は不可能です。やはり何か望ましくない事態が発生しても、頭を冷やして常識的な判断をすることです。そうしてこそ危機管理は役に立つのです。
やはり危機管理という観点で見た場合、私たちに求められるのは大切な事柄を見極める力です。それなくして危機管理はあり得ないのです。そして見極めるべき2つの大切なことは、災害時などにおける必要性と優先性なのです。この2つの事柄を見極めることこそが、危機管理の成否そのものに繋がるのです。

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